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【お客様のお声】ケアの根源 排泄からスタートし、介護を”易しく”科学する

TENAマイスター認定制度は、TENA製品の特性を活かし手順にそってあてることができる方を認定する制度。

あて方という基礎の浸透・徹底は、シンプルなものであるがゆえ、取り入れていただいたお客様にとって、個々の目的・意義があり、変化・成果があります。

そこで、実際にTENAマイスター認定制度をご活用いただくお客様にインタビューさせていただきました。

 

ご施設紹介

大阪府 社会福祉法人清水福祉会 特別養護老人ホーム城東さくら苑 様

 

  • 2019年4月開設 開設時よりTENAご使用
  • 全室個室 120床(1ユニット10床 × 4ユニット × 3フロア)
  • 平均介護度 4.0(2021年7月時点)

 

 

お聞きした方

施設長 冨田 健治 様(写真右)

介護科長 辰巳 真一 様(写真左)

冨田施設長にお聞きします

日本最年長(80歳)でTENAマイスターを取得された施設長。毎回CST会議にも出席し、排泄ケアを非常に重視するそのわけは

ご利用者様の尊厳やプライバシーに深く関わる排泄ケアは介護の原点と言える。排泄がうまくいけば、ケア全体の質に大きく影響します。だから、排泄の自立支援に強い関心を持ち、毎回会議に出席しています。

その中で、CSTメンバーがTENAマイスターにチャレンジする姿を見て、辰巳介護科長の後押しもあり、自身もマイスターを受けることにしました。

現場でパッド交換はしませんが、介護科長や家族の協力も得て繰返し練習し、合格しました。

 

冨田施設長 TENAマイスター認定試験時の様子

 

実際にマイスター認定を取得して、どのような気づきがありましたか

自分もあてる・あてられる経験を通して、手早く気持ちよくあてることができれば、ご利用者様も安心できることが体感できたことは大きいです。

また、パッド交換は排泄ケアの一部であるが、排泄物・肌状態の確認からも多くのことが分かる。

あてるという行為が正しくできることは排泄ケアの入口でもあり、アセスメント視点が磨かれた先の完成形の一つでもあるかもしれないですね。

 

辰巳介護科長にお聞きします

介護を“易しく”科学する 介護マイスター構想(TENAマイスター×認知症マイスター×ユニットケアマイスター)が生まれた背景は

 

ケアは24時間チームで行うもの。そのため、誰一人欠けることなく、全員で「介護のプロ」を目指したいが、介護に関する文献や資料は難しく書かれたものが多いのが実情。

机上の学びと違い、日々働きながら自然と学び、プロ化できるシステムをどうにか作れないかと考えました。

 

そして、介護の根本としての排泄、認知症の方との関わり方、ユニット型特養におけるユニットケア。この3つの柱を介護マイスター構想とし「介護のプロ」を育成する仕組みとしてスタート。

中でも排泄ケアは、ケアの原点と言えるとともに、取組みやすく結果につなげやすい

 

そこで、TENAマイスターを介護マイスターの入口として活用することとしました。

TENAマイスターもご施設独自に3段位で設定。シルバー、ゴールドまで設けた意図は?

シルバーマイスターで排便サポート、おむつ外しを要件に入れたのは、ご利用者様の快適性向上につなげたいためです。フレックス、スリップからコットンスペシャル(布パンツ)+コンフォートへ変えられれば、ご利用者様は下着に戻ることができて気持ち良く、再びトイレで排泄できれば自信につながります。

 

それは、スタッフにとっての喜びであり、また排せつ支援加算の取組みにもなると考えました。

 

TENA(ブロンズ)マイスター認定者が50名以上になり、どんな変化が生まれましたか?

ブロンズ取得後、シルバーマイスターにチャレンジしたメンバーが、7人のご利用者様をフレックスやスリップからコットンスペシャル(布パンツ)に移行できて、非常に喜ばれました。

それが良い刺激となって他のスタッフも「この人もトイレにお連れできるのでは」と積極的な取組みが広がっています。

 

また、ゴールドマイスターを取得したCSTリーダーに現在発注を任せていますが、ユニット毎の適正在庫と発注量の違いから、現場で起きている問題の可能性を見出せるようになりました。

 

教えたのではなく、自発的に課題をとらえられるようになったのは、大きな変化

 

排泄ケアの仕組が非常に安定しています。具体的には、設定したケアパターンと日々の結果の記録を照合することで、うまく回っているか/問題があるか確認。ケアパターン変更の声があった場合は、責任者が根拠に基づいて可否を判断。ここまで徹底できているのは?

本当に良い排泄ケアをご利用者様目線で考えるために、TENAを1週間着用して過ごしてみました。

会議中や業務中に人知れずパッド内で排泄するのは勇気が必要でしたが、実際に排尿しても漏れずに安心・快適に過ごせたので、本当に1枚でも大丈夫だと確信できました。

ただ、その後パッドを外して自分の下着に変えた時の快適さ、またトイレで排泄したときの爽快感はやはり違う。

この経験から、

【可能ならトイレで排泄を。それが叶わないなら下着感覚の製品活用。重ね使用より1枚使用の方が快適】

という価値観が確固たるものとなり、全員に浸透できました。

 

ケアスタッフにとって“何のためのケアルールか”の納得感が高いことが良かったのでは。

 

 

排泄ケアの取組みが進んだことで、ご利用者様やご家族からの反応は?

コットンスペシャル使用についてご家族に説明すると、

「以前の施設ではおむつだったのですが、おむつじゃないのですね!?」

「トイレに連れて行ってもらえているとは思っていませんでした!」と喜ばれます。

 

 

今後の目標について教えてください

これまで先頭に立ってきましたが、介護マイスター構想が一歩ずつ進み、育ってきた次のリーダー候補へバトンを渡したいと思います。

 

そして当施設での成功例を法人全体に広げていきたい。そうすれば、法人内どの施設にご入居いただいても、安心のケアが継続でき、地域への貢献度が高まると考えています。

 

 

最後に、目指される「介護のプロ」とはどんな存在ですか

どんなに頑張ってもご利用者様にとっては、ご家族が一番。それでは、ご家族の次に信頼してもらえる

そんな存在ではないかと思います。

 

まとめ

●【排泄ケア×認知症ケア×ユニットケア】の3本柱から成る介護マイスター構想で、介護のプロを着実かつ段階的な育成を目指す

 

●取組みが明確で成果が見えやすく、日々の業務に最も直結している排泄ケア=TENAマイスターを介護マイスターの導入部として進行

 

●TENAマイスターを3段位に設定。あて方習得の先に、より下着に近いケア、トイレでの排泄を目標に据えて布パンツに移行

 

●ご利用者様・ご家族にもう一度下着に戻れたと喜ばれ、スタッフの自信に

 

●今後は、この成功要素を法人内でも展開し、地域への貢献度を高めたい

 

ご利用製品はこちら(※製品ページへ移動)

TENAフィックス コットンスペシャル(パッド専用ショーツ)

TENAコンフォート(パッドタイプ)

TENAフレックス(ベルトタイプ)

TENAスリップ(テープ止めタイプ)