こんなことありませんか?
・「とりあえず」「なんとなく」排泄ケアを進めてきたが、これで良いのかな?
・委員会メンバーが主導しているけれど、なかなかスタッフ全員に浸透しない
・頑張っているのに、なかなか変化実感を持てない
一念発起して立ち上げた排泄プロジェクトチームの特徴的なのは「排泄ケアビジョン」を作ったこと。理念の定着度や目指すケアの実践度を、オリジナルツール「コンチネンスケアスコアカード」を用いて定点定期で評価し、常にビジョンと実務を照らし合わせて進行。記録の充実は、根拠あるケアとして自信につながりました。
【理念・思い】×【科学的根拠】によって、好循環が回りだした事例です。
ご施設について
三重県桑名市
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 あおい 様
TENAご使用年数 2009年~ / 29床
事例の見どころ
ケアを定点定期で評価するということ
あおい様では、何を目標に、何を基準に判断したら良いか。迷いが生じないように「排泄ケアビジョン」を作成されました。しかし、ビジョンや理念への到達度は、交換回数やオムツ代などのように完全に数値化することは難しく、とかく変化実感が持ちにくいものです。
そこで活用されたのが理想のケアへの到達度を見える化する“コンチネンスケア・スコアカード”
チェック項目は8つあり(製品選択・あて方・パッドコスト・モレへの対応・スキントラブルへの対応・業務効率の最適化・羞恥心への配慮・ご本人や家族への説明)、達成度を◎(浸透定着)〇(80%以上)△(50%以上)×(50%未満)の4段階で評価します。
ユニ・チャーム メンリッケの用意した基本版をベースに、より理念に即した評価基準としてオリジナル版にカスタマイズされました。スコアカードを用いてチェック内容の浸透が確認できたのちは、評価頻度を変える、一部をサーベイランスと融合するなど、発展的に進化されました。
コンチネンス・スコアカード見本
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